起業初期は希望と可能性にあふれていますが、その一方で起業初心者を狙った詐欺や悪質な商法のターゲットになりやすい時期です。
ビジネス経験が浅く、資金や人脈を求めている起業初心者は、詐欺師たちにとって絶好のカモ・・・。
甘い言葉や魅力的なビジネスの話に乗ってしまい、騙されてしまうケースも少なくありません。
本記事では、起業初心者が遭いやすい詐欺の典型的なパターンと、それを回避するための心得について解説します。
知っておくだけで防げる詐欺も多いため、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。
この記事でわかること
- 起業初心者が詐欺に狙われやすい理由
- 起業初期に多い詐欺の手口
- 起業詐欺の被害を防ぐための心得
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起業したては詐欺に遭いやすい?起業初心者が狙われる理由
起業して間もない時期は、ビジネスの知識や人脈が十分ではありません。
そうしたひよっ子のような起業初心者は、詐欺師にとって絶好のターゲットになります。
新しい事業を立ち上げたばかりの起業家は、成功したいという焦りや期待から判断を急ぎやすく、冷静さを失ってしまう傾向もあります。
起業初心者が狙われる理由①経験不足
起業初期は営業や契約、資金調達に関する実務経験がまだまだ少ない傾向にあり、魅力的に見える提案やビジネスプランを鵜呑みにしてしまいがちです。
専門用語や数字で固められた、ポジティブな情報しか見えてこないような資料を用いて説明され、詳細やリスクについて慎重に検討せず契約してしまうことがあります。
起業初心者が狙われる理由②人と会う機会が増える
起業直後は事業を拡大していくため、異業種交流会やビジネスセミナーなどを通じて積極的に人と会う機会が増えます。
名刺交換やSNSでのつながりを通じ、よく知らない相手との接触が増えていくことで、高額商材や詐欺セミナー、投資案件を持ちかけられるリスクが高まります。
起業初心者を狙う主な詐欺のパターン!
起業詐欺にはいくつかの典型的なパターンがあります。
「起業初心者を狙ったこういう詐欺があるんだ」と知っておくだけでも被害を防止することにつながります。
高額なコンサルティング契約
「売上を必ず伸ばせます」「資金調達がすぐに実現できます」など、起業初期に刺さりやすい甘い言葉で高額なコンサルティング契約を売りつけるパターンです。
具体的なコンサルティングの実態がない、成果が出ない、契約解除が難しいなどのトラブルが潜んでいます。
<対策>
契約書と実績の裏付けを取るようにしてください。契約書は必ず隅々まで読み、不明点があれば質問します。また、相手が提示する実績や顧客の事例は、必ず外部の情報源で裏付けを取りましょう。
架空メディア掲載
「アクセスの多い有名なウェブサイトや雑誌に掲載します」と持ちかけ、高額な掲載料を請求する手口です。実際にはアクセスの少ない媒体であったり、存在しないメディアが使われることがあります。
<対策>
掲載先のサイトが本当に稼働しているサイトかどうか、アクセスが多いサイトかどうか自分自身でもリサーチしましょう。実態がわからない場合は即決せず、検討中という形で契約を交わすことが大切です。
詐欺セミナー・スクール
「最新の集客システムが学べる」「人脈を広げられる」などセミナーやスクールの参加費を高額で販売し、実際には中身のない精神論を延々と聞かされたり、参加後に高額な商材を売りつけられたりするなどの被害があります。
<対策>
事前に講師やスクールを運営している母体を調べ、確かな実績があるかどうかチェックしましょう。参加後、自分が求めていないにも関わらず商材の購入やスクールへの入会などしつこく勧誘された場合は消費生活センターなどへ相談しましょう。
まとめ
起業初心者は経験や知識が十分ではありませんが、成功したいという焦りや期待、人脈を拡大したいという意欲が高いことから詐欺の格好のターゲットになりやすいです。
高額な契約や聞こえの良い提案は慎重に検討し、必ず裏付けを取りましょう。
詐欺師は「この価格は今だけです」「今日中に決めてくれれば割引します」など、冷静な判断をさせないように結論を急かしてきます。
魅力的な提案であっても一度持ち帰り、時間をおいて判断することが重要です。









