成功談よりも多くのことを学べる失敗談。
世界一の投資家であるバフェット氏の盟友、チャーリー・マンガー氏も「成功の要因は複雑だが、失敗の要因は明らかである」という理由から、他人の失敗を記録しているそうです。
事前に対策を練っておくことで、不安もいくらか軽減されるもの。
ぜひ他人が起業に失敗した経験から学び、起業に向けての準備をしておきましょう。
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完全無料！起業に失敗した人の体験談を読めるオススメサイト3選
起業に失敗した人の体験談を読めるオススメサイトを3つご紹介します。
【読める失敗談の量・質ともに圧倒的！】ベンチャー企業の経営危機データベース
ベンチャー企業の経営危機データベースとは、経済産業省が公開しているサイトです。
83社もの、圧倒的な数の失敗談を読むことができます。
失敗談にはベンチャー企業が失敗に至った経緯・直面した課題・課題に対する対処・対処の結果などが事細かに記載されており、非常に完成度が高いのが特徴です。
経済産業省のサイト内にある「ベンチャー企業の経営危機データベース〜83社に学ぶつまづきの教訓〜」から閲覧することができましたが、残念なことに、2019年4月にサイトが閉鎖されてしまいました。
従って現在は見ることができません。
しかし幸運にも、国立国会図書館にそれらのデータがまだ保存されています。
そちらのサイト経由で見れば、現在でも閲覧することが可能ですよ。(2021年5月時点)
ただし閲覧にはちょっとしたコツが必要なので、5ステップで解説します。
「ベンチャー企業の経営危機データベース〜83社に学ぶつまづきの教訓〜」を閲覧する方法
①まずは下記のリンクにアクセスします。
②表示されたら少し下にスクロールします。
すると、業種・成長ステージ・失敗の結果・失敗の原因というカテゴリがあるので、気になる項目をクリックします。
特にこだわりのない方は「すべてを選択(83)」をクリックしましょう。
クリックしたら、さらにもう少し下に「検索結果を表示する」という小さなボタンがあるので、そのボタンをクリックします。
③検索結果がNO.1〜NO.83まで表示されるので、気になるタイトルのものをクリックします。
すると、「このファイルは保存されていません」というページに飛ばされますが、気にせず「WARPで同じファイルを探す」の横にある、緑色の検索ボタンをクリックします。
④ここで表示されたリンクが、言わばバックアップとして国立国会図書館のサイトに保存されているデータです。
一番上のリンクをクリックしてみましょう。
環境によっては見られない場合もあるかもしれませんが、この手順通りにやればおそらく体験談を読むことができるはずです。
尚、いつ国立国会図書館の該当データが消去されるかは不明なので、ある日突然見られなくなる可能性があることについてはご留意ください。
【同一人物による5つの失敗談が読める】たぶろぐ
たぶろぐ運営者のたぶさんが8年で立ち上げた事業はなんと5つ！
「思いついたらすぐ始めてみる」行動力が持ち味のたぶさんですが、残念ながらどの事業も軌道に乗せることは出来ませんでした。
たとえば、右も左もわからずに始めた最初の事業である「アパレルのネットショップ」では1年間の売り上げが2,980円、利益が298円というなかなかの失敗ぶり。
5つの事業で失敗を繰り返すごとに着々と知識・スキルを身につけ、パワーアップしていくたぶさんにも注目です。
尚、現在のたぶさんはネットショップコンサルタントをしており、年商1億円を達成したそうです。
「自分の事業で成功することはできなかったが失敗経験は確実に生きている」と語っていました。
「同一人物による」5つの失敗談はとても貴重ですから、それだけでも読む価値があると思いますよ。
【コミカルでサクッと読みやすい】こっちは遊びでやってんだよ！
「ビジネスで人と同じことをやって成功するのは困難だが、同じことをやって失敗する人はたくさんいる」
そんな理由から、人の成功よりも失敗が大好きな堀本さんが選ぶ、9つの失敗談が読めるサイトです。
華々しい学生起業家の裏側や、売上が激減したことで妻から罵倒される日々を描いた失敗談など、紹介している失敗談はどれも「超リアル」な話ばかり。
すこし重くなりがちな失敗談がコミカルに書かれていますし、1つあたり3分もあればじっくりと読めるくらいのボリュームにまとめられています。
少し空いた時間でも気軽に読みやすいので、おすすめですよ。
まとめ
今回は起業に失敗した人の体験談を読めるオススメサイトを3つご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。
失敗から学べることは豊富にあるので、他人の失敗談はとても貴重です。
今回ピックアップした3つのサイトではたくさんの良質な失敗談を読むことが出来ますから、ぜひ興味のある失敗談に目を通してみてくださいね。
