起業後、仕事が増えてくると「顧客を増やす」だけでなく、「どのような顧客と仕事をするか」を考えることが重要になります。
売上が大きくても、値引き交渉が多かったり、対応に時間がかかったりすれば、思ったほど利益が残らないこともあります。
一方、自社の価値を理解し、適正な価格で継続的に利用してくれる顧客が増えれば、売上だけでなく利益や経営の安定にもつながります。
ここでは、起業後に自社と相性のよい「良いお客さん」を増やすための考え方と具体的な方法を解説します。
この記事でわかること
- 起業後に「良いお客さん」を増やすための考え方
- 顧客の質を判断するポイント
- 自社と相性のよい顧客を集める方法
受講生3,000人を突破!
知識ゼロでも働きながら3ヶ月で起業
できる「起業の学校」が遂に開校
- いつか独立・開業・起業したいが、何から始めていいか分からない
- 起業に必要な「経営スキル」を身に着けたい
- 今の会社で働きながら、月10-30万円でも収入を増やしたい
- 社内で新規事業責任者になるため、事業作りの力を身に付けたい
- 会社を辞めても生きていける、稼ぐ力を身につけたい
上記に当てはまる方は今すぐ受講をオススメします!
受講生3,000人を突破した実践型起業スクール
売上が大きい人=「良いお客さん」とは限らない
まず、「良いお客さん」を売上だけで判断しないことが大切です。
たとえば、年間100万円の売上があっても、頻繁な修正や細かな要望への対応に多くの時間がかかれば、利益は少なくなる可能性があります。
反対に、売上はそれほど大きくなくても、継続して利用してくれたり、サービス内容を理解してくれたりする顧客は、安定した経営に貢献してくれるでしょう。
そのため、顧客の質を見るときは、売上だけでなく利益、対応時間、継続性、支払い条件、紹介につながる可能性なども確認することが重要です。
顧客の質を判断するポイント
顧客を感覚だけで判断するのではなく、いくつかの基準を決めておくと、自社にとって重要な顧客が見えやすくなります。
利益がきちんと残っているか
売上だけでなく、顧客ごとの利益を確認しましょう。
値引きや追加対応、外注費などを含めると、売上の大きな顧客が必ずしも利益の大きな顧客とは限りません。
「どの顧客がどれだけ売上を生んだか」だけでなく、「どれだけ利益を残したか」を見ることがポイントです。
継続して利用してくれるか
一度だけ大きな注文をする顧客と、定期的に利用してくれる顧客では、事業への貢献の仕方が異なります。
安定した経営を目指すなら、継続利用につながりやすい顧客を増やすことも重要です。
価格以外の価値を評価してくれるか
「もっと安くならないか」という価格交渉ばかりになる顧客が多いと、利益率を維持しにくくなります。
一方で、専門性や品質、対応力などを評価してくれる顧客であれば、価格だけで比較されにくくなります。
自社の価値を理解してくれる顧客を増やすことは、価格競争を避けるうえでも重要です。
「誰でも歓迎」をやめると顧客の質が変わる
起業直後は、少しでも多くの仕事を獲得するために「どんな依頼でも対応します」と考えがちです。
しかし、事業が成長してきたら、あえて対象顧客を絞ることも検討しましょう。
たとえば「中小企業向け」「美容業界に特化」「初めて起業する人向け」のように、自社が得意とする顧客を明確にします。
対象を絞ると市場が狭くなるように感じますが、専門性が伝わりやすくなり、「自分に合ったサービス」と感じてもらえる可能性があります。
限られた経営資源を得意分野に集中させることは重要であり、ターゲットを明確にすることは収益向上にもつながります。
顧客の質を変えたいなら、集客方法だけでなく、商品やサービスの見せ方も見直しましょう。
「格安」「最短」「お得」といった価格訴求を強くすると、価格を重視する顧客が集まりやすくなります。
一方で、「専門性」「品質」「成果」「サポート」「手間の削減」などを伝えれば、価格以外の価値を重視する顧客に届きやすくなります。
大切なのは、自社が提供できる価値と、集めたい顧客が求める価値を一致させることです。
低価格、値引きで顧客を集めすぎない
新規顧客を増やすために、初回割引などを利用する方法もあります。
ただし、値引きを集客の中心にすると、「安いから利用する」という顧客が集まりやすくなります。通常価格に戻したときに離れてしまえば、長期的な顧客にはなりません。
値引きを完全になくす必要はありませんが、「なぜこの価格でも利用する価値があるのか」をしっかりとアピールすることが重要です。
価格ではなく自社ならではの価値で選ばれる状態を作り出しましょう。
既存顧客を分析して「似た顧客」を増やす
新しい顧客を探す前に、現在の顧客を分析してみましょう。
「利益率が高い」「継続率が高い」「紹介が多い」「やり取りがスムーズ」など、自社と相性のよい顧客には共通点があるはずです。
業種、会社規模、購入目的、利用頻度、予算などを整理すると、自社に合った顧客像が見えてきます。
その顧客像をもとにWebサイトや広告、営業資料などの内容を見直せば、同じような顧客にアプローチしやすくなります。
新しい顧客をゼロから探すのではなく、すでに自社と相性のよい顧客をモデルにして集客することがポイントです。
まとめ
起業後に「良いお客さん」を増やすには、単純に顧客数を増やすのではなく、自社にとって価値の高い顧客を明確にすることが重要です。
売上だけで判断せず、利益率、対応時間、継続性、価格への考え方などを確認し、自社と相性のよい顧客像を具体化しましょう。
そのうえで、価格の安さではなく、専門性や品質、利便性などの価値を伝えることで、価格以外の理由で選ばれる仕組みを作ります。
また、すべての仕事を受けるのではなく、採算や対応負担を考えて受注することも必要です。
「顧客を増やす」だけではなく、「自社と相性がよく、適正な価格で継続して利用してくれる顧客を増やす」という視点を持つことが、起業後の安定した売上と利益につながります。
こちらの記事も読まれています!
↓↓↓↓









