これから起業をお考えの女性の皆さん。
国や地方自治体などの公的機関が、女性のために資金調達面のサポート、優遇をする制度をご存知でしょうか？
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完全無料！沖縄で女性起業家が受けられる起業（創業）補助金・助成金まとめ
それではさっそく沖縄で女性起業家が受けられる起業（創業）補助金・助成金をまとめてご紹介していきたいと思います。
女性、若者/シニア起業家支援資金
こちらは、沖縄振興開発金融公庫が実施している制度で、女性および35歳未満の若年者又は55歳以上の高齢者で新規開業者、新規開業して概ね7年以内の方を対象とした貸付支援です。
対象となる資金は設備資金および運転資金で、融資限度額は7,200万円です。
貸付期間は、設備資金の場合は20年以内、運転資金の場合は7年以内となりますが、最初の2年以内は据え置き期間として元本の支払いが猶予されます。
つまり、最長で2年間は利息のみを支払えば良いということになります。
なお、貸付の利率は資金の使いみちにより異なりますが、基準利率は金利情勢によって変動しますので、最新の情報は日本政策金融公庫のホームページでご確認いただくと間違いありません。
これらの支援を利用する女性の起業家の多くは、自身の趣味や特技、経験を活かした業種を行っている方が大半を占めております。子育て中の女性がママ起業家として活躍しやすい背景となっております。
沖縄創業者等支援貸付
こちらも同じく、沖縄振興開発金融公庫が実施している運転資金、設備資金の貸付制度です。
上述の女性、若者/シニア起業家支援資金とは異なり、以下の5つのいずれかに該当される場合、年齢制限なくご活用いただけます。
- 新技術等を伴う新たな事業を行う方
- 経営多角化を図る方
- 新規市場の創出が見込まれる事業を新たに行う方
- 雇用の創出を伴う事業を新たに行う方
- 母子家庭の母又は父子家庭の父であって、事業を新たに行う方
融資限度額は7,200万円で、貸付期間は設備資金が20年以内、運転資金が7年以内と定められています。
新事業育成資金
こちらも同じく、沖縄振興開発金融公庫が実施している運転資金、設備資金の貸付制度です。上述の沖縄創業者等支援貸付と同様に、年齢制限なくご活用いただくことが叶う制度です。
対象としては、高い成長性が見込まれる新たな事業を事業化させて概ね５年以内の方で一定の要件を満たす方、すなわち公庫の成長新事業育成審査会から事業の新規性・成長性について認定を受けた方等が該当します。
なお、こちらのご融資限度額は6億円と大きく、貸付期間は設備資金が20年以内、運転資金が7年以内と定められています。
ベンチャー支援資金
こちらは沖縄県が実施するベンチャービジネス等を新たに開業、またはベンチャービジネスの拡大を図る中小企業者を対象とした支援制度です。
融資限度額は3,000万円以内で、貸付期間は設備資金が10年以内、運転資金が7年以内と定められています。
ただし、担保は必要に応じて求められます。
また、認定時の必要書類も個人の場合と法人、協同組合等の場合とで異なりますが、それぞれ事前準備が必要となりますので計画的にご活用いただくことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
各公的機関が設けている制度によって、融資限度額から貸付期間等は様々です。目的に応じ、該当する制度が見つかれば、賢い資金調達に役立つのではないでしょうか？女性ならではの趣味や特技、経験を活かした業種、延いては子育てママ起業家としての活躍を目指す方に、是非ともおすすめさせていただきたい制度です。
