海や船が好きで、それに携わる仕事がしたい。
そうお考えの学生や社会人の方もいらっしゃると思います。
実際に携わる方法はいくつかありますが、その中でも営業職はとても魅力的。
現時点では専門的な知識を持ち合わせていなくても入社後の努力で乗り越えられますし、信頼を積み重ねることで船の開発を主導できる立場になれます。
そんな造船業の営業マンは一体どのような仕事をしているのでしょうか？
もっと高収入で安定した会社に転職したいなら
若手ハイクラスに特化した転職サイト
- 例1今の営業職は好きだけど給料や待遇に満足いかない
- 例2もう営業職は辞めたいけど他の職種に転職できるか不安
- 例3自分の将来、今の仕事のままでいいのかな？
- 例4貴重な時間や可能性を無駄にしているかも
- 例5私を欲しがっている企業がいるなら転職したい
支援品質満足度No.1
若手ハイクラス向け転職サイト「VIEW」に今すぐ登録
若手のキャリアアップを目指す案件が充実！
転職支援に留まらず、キャリア形成をサポートするエージェントからスカウトが届く！
完全無料！
造船業の営業マンはどういった仕事？仕事内容を詳しく解説
造船業の営業職には大きく分けて次の2つがあります。
- 新造船の営業
- 修繕船の営業
それぞれ解説していきます。
新造船営業の仕事内容
新造船営業では、新しい船をお買い求めの船主に対して「どのような船が欲しいのか」ヒアリングして仕様書を作成。
仕様書を元に工場と連携を取りながら、要望に沿った船の開発をサポートするのが仕事です。
造船には1年半〜3年以上の期間を要する場合が多く、3隻の建造を同時並行で進めることも。
その間は仕様変更や要望などを船主から細かくヒアリングしたり、契約内容について擦り合わせたり。
船主から聞き出した要望などを社内の造船所の人たちに端的に伝えたりと、ひたすら船主と工場の間を取り持ち調整することを繰り返します。
船の建造は動く金額も大きいことから求められる質も高く、仕様書通りに建造が進むことはまずあり得ません。
むしろ受注した後に、お客様の要望がたくさん出てくるのが普通です。
時には無茶な仕様変更、完成間近になっての大幅な変更もあります。
そのたびに工場の人たちに「作り直してください」と伝えるのはやはり簡単なことではありません。
ただ、長期間に渡ってそうした折衝に耐え続け、船が完成した時、喜びは一層大きなものとなります。
修繕船営業の仕事内容
修繕船営業も基本的には船主へのルート営業が基本です。
船主と工場の間を仲介して、円滑なコミュニケーションを図るのが仕事ですね。
修繕船営業も新造船営業と同様に、お客様に「できない」とお伝えしなければならない場面や、引き渡し間近での大幅な仕様変更を工場側に依頼しなければならない場面が出てきます。
そうした折衝を繰り返し行うため、人とのコミュニケーションが好きな人や言いづらいことを相手に伝えられる人は強みを発揮しやすいでしょう。
主な業務は見積り、修繕依頼の受注・回収、それに付随する折衝になります。
船の寿命は20〜30年と言われますので、長期間にわたって良好な人間関係を築こうとする姿勢が大切です。
造船業の営業に求められる知識とは？
造船営業では船舶法や造船に関するさまざまな専門知識が必要になります。
たとえば、Aを積載して運ぶ船にはBという装備が必要、乗組員は何人まで登場可能といった知識ですね。
また、造船会社はグローバル展開している場合も多く、英語の契約書を読み解いたり、難なくコミュニケーションを取れる程度の語学力も求められます。
(※国内向けの造船会社であれば必要ないケースもあります)
あとは船主と向上との関係性を取りもつ折衝力やコミュニケーション能力、お客様の要望を工場の人たちに端的にわかりやすく伝えるプレゼン能力もあると有利です。
ただ、これらの専門知識は仕事をしながら覚えていけば問題ありません。
そうした観点から造船営業はわからないことを知ろうと努力できる人や、船や海が好きな人の方が心折れずに継続しやすいかもしれませんね。
まとめ
今回は造船業の営業マンの仕事内容について詳しく解説いたします。
いかがでしたでしょうか。
造船業の営業職には「新造船」と「修繕船」の2つの営業があります。
造船には1隻あたり1年半〜3年以上の年月を要し、その間に幾度とない仕様変更が待ち受けているでしょう。
船主と工場の間を取り持つ折衝力が求められます。
一生懸命に日々建造をしてくれる工場員を思うと心が痛みますが、それでも船主の要望を伝えなければならないのはそう簡単ではないかもしれません。
ただ、それだけに無事船を完成させ、引き渡し、進水させた瞬間はそれまでの苦労が吹き飛ぶぐらいの喜びで満ち溢れます。
興味のある方はぜひ会社説明や面接を受けてみてくださいね。
完全無料！今すぐ営業のプロに相談
