営業マンで年収1000万円を稼ぐには？オススメの業界を紹介

会社員で年収1,000万円を超えられる職業は一握り。
どれだけ頑張ったとしても収入は頭打ちになり、稼げるようになる頃には50代を迎えていたり、多くの人は1,000万円に到達することもないまま現役を終えるでしょう。
しかし、そんな中で営業職は業界によって1,000万円を狙うことができます。

どの業界であれば高収入を実現しやすいのでしょうか？

営業マンで年収1000万円を稼ぐには？オススメの業界を紹介

営業マンが年収1,000万円を稼ぐためにオススメの業界は以下の3つです。

• IT業界
• 不動産業界
• 保険業界

それぞれ詳しく解説いたします。

営業で年収1000万円を狙える「IT業界」

「ITで営業って何を売るの？」という方もいらっしゃると思いますが、大きく分けて以下の3つを販売します。

• ハードウェア営業：パソコンや付属品、コピー機などのオフィス用品など
• ソフトウェア(SaaS)営業：会計ソフトやビジネスツール(Salesforce、Slack)など
• SI営業：顧客の課題を解決するようなシステムの開発

IT営業はモノの販売ではなく、デジタル商品なので高い利益率も実現しやすく、一般的な業界よりも高い年収を狙えます。

特に外資系企業はインセンティブが高く設定されていることが多い傾向にあり、年収1,000万円も可能です。

営業で年収1000万円を狙える「不動産業界」

不動産業界はインセンティブのパーセンテージが高く設定されており、取り扱う金額も大きいため高収入が望めます。

会社によって差はあるものの、一般的な会社ではインセンティブの割合が3％〜10％、会社によってはそれ以上の場合もあります。

仮に4,000万円の物件が売れれば、3%でも120万円、10%なら400万円がインセンティブとして支給されます。

大きな買い物になる分求められる能力水準も高く、ノルマ追求も激しい会社も少なくありませんが、そのプレッシャーに見合った高収入を狙えます。

営業で年収1000万円を狙える「保険業界」

保険業界も不動産業界と並んで高収入を実現しやすい業界です。

インセンティブは会社によって大きな差があり、20％の会社もあれば、外資系企業のような成果報酬型の色が強い会社だと70％ほどの高い水準に設定されているケースも。

ノルマ追求も厳しく、一定期間内の解約はペナルティが発生してしまうなど、難しい側面もありますが、1,000万円超えが狙える数少ない業界でもあります。

ただ、保険商品は商品の入れ替わりが激しく常に最新情報に書き換える必要があったり、商品自体が複雑だったりと合う合わないが激しい点は留意しておきましょう。

営業で年収1,000万円を達成するために知っておきたいこと

営業職で年収1,000万円を達成するには、インセンティブが鍵を握っているといっても過言ではありません。

まず、金銭的なインセンティブには歩合制と完全歩合制があります。
歩合制は基本給＋インセンティブで、完全歩合制はインセンティブのみです。

完全歩合制は収入が保証されない分、成果が出るとダイレクトに収入に影響を与えるため、高収入が実現しやすいです。

インセンティブの支払い条件も会社によって違うため、できれば実際に働いている人や関係者に話を伺って実現可能なのか確かめておきたいです。

また、営業方法には大きく分けて新規開拓営業とルート営業の2つがありますが、ルート営業はインセンティブが低めに設定される傾向にあります。

難易度やストレス度は上がりますが、高収入を狙うならば新規開拓系の方が稼ぎやすいでしょう。

加えて、勤める会社・業界・販売エリアなどによって稼ぐ難易度が大きく変わります。
いま伸びている業界は売れやすいことから稼ぎやすいかもしれませんし、人気のある会社なら客も付きやすく、結果として稼ぎやすいかもしれません。

もちろん営業マン本人の実力が一番大きいですが、そうした別の要因も年収に響いてきますので、年収1,000万円を狙うためにはどこで働くべきか、戦略的に考えることが重要です。

まとめ

今回は「営業マンで年収1000万円を稼ぐには？」をテーマに、オススメの業界についてご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
不動産・保険・IT業界はインセンティブが高めに設定されており、成果を出せれば大きく稼ぎやすい傾向にあります。
会社によってインセンティブの支給条件が異なりますから、年収1,000万円を狙う場合は業界はもちろんですが、どの会社で働くかも重要になってきそうですね。