営業マン2年目だけど「もう会社辞めたい」！辞めても転職できる？

石の上にも3年という言葉もありますが、昔はどれだけ嫌でも3年間は会社に勤めよう、というのが一般的でした。

現在でもその価値観は残っていますが、早期退社する人が増加傾向にあるのもまた事実でしょう。

2年目でやめてしまうことで転職活動に悪影響がでることを不安に思う方は多いと思いますが、実際のところ2年目で営業を辞めてしまっても転職できるのでしょうか？

営業マン2年目だけど「もう会社辞めたい」！辞めても転職できる？

結論から申し上げると、営業2年目で会社を辞めたとしても転職は可能です。

20代前半のうちであればポテンシャル採用もあるので、比較的容易に転職できるでしょう。
20代後半は人によります。
たとえば、前職が続いていたならば転職は十分に狙えますが、職を転々としていたのであれば難易度は高いでしょう。
30代以上であっても基本的には同じです。

営業職に就く前に長く続いていた職種があれば、「挑戦したけど自分には向いていないと分かった」ということで次の転職先が決まる可能性は十分にあります。

辞めても転職できますが、今の会社よりも待遇が改善できるかどうかは、それまでのご自身のキャリアに影響される点に注意してください。

営業2年目で転職することは可能だが注意点もある

やはり早期退職にもリスクはあります。

代表的なものが「ウチに入ってもすぐに辞めてしまうのではないか」と印象が悪くなってしまうことですね。

退職した理由の中でも、違法な労働条件(過度なノルマ追求、違法な長時間労働など)が原因であれば採用担当からも理解を得やすいです。

しかし、それ以外で辞める場合は理由をしっかりと考える必要があります。

自分が「なぜ辞めたいのか」という部分を徹底的に分析できていないと、転職した後も再度転職を繰り返す事態を招く可能性もあるからです。

自分と向き合うのは大変かもしれませんが、どの方向に向かって進むか決めることは何をするかよりもずっと重要です。

営業職には向いていなかったとしても大丈夫。

今は自分に合った仕事がわからなかったとしても、進む方向さえ合っていれば日々懸命に働くなかで自然と適職に導かれていくはずですよ。

転職理由はポジティブな部分に絞って伝える

転職の面接などで一番言ってはいけないことは「前会社の悪口を言うこと」です。

ネガティブな転職理由を伝えることで、次の2つの印象を与えてしまいます。

• 上手くいかないことを他者のせいにする人なんだな
• もしかするとトラブルメーカーかもしれない

もし仮に今まで勤めていた会社がブラック企業で許せない仕打ちを受けてきたとしても、他の人に言うのは控えるべきでしょう。

少なくとも面接の場では雇いたいと思ってもらえるようにポジティブな方向でアピールすることが重要です。

許せなかったことも時を経れば笑い話になり、許せる時が来るかもしれません。
いまはそれほどの精神的な余裕がなかったとしても、人は許すことで過去の苦しみから解放されると言われます。

過去の失敗に振り回されるのはもったいないので、グッと堪えて転職理由はポジティブに伝えましょう。

何を伝えていいかわからないという人でも、現在はありがたいことに無料で相談に乗ってくれて、転職を決めるまでサポートしてくれる「転職エージェント」というサービスが存在します。

もし不安な方は転職エージェントの活用も検討してみましょう。

まとめ

今回は「営業2年目で会社を辞めても転職できるのか」について解説いたしました。
いかがでしたでしょうか。
営業2年目で会社を辞めたとしても転職自体は可能です。
一方で、転職難易度は前職で培ったスキルや経験に左右されます。
待遇が改善できるかどうかも、これまでのキャリアによるところが大きいでしょう。
どの道を選ぶのが適切かどうかが検討もつかない場合は、転職エージェントや友人・家族に相談してみることをお勧めします。