電話営業をする際のコールリスト作成や選定は非常に重要です。
実際に電話をしても「NTTガイダンスに繋がる」「個人宅に繋がる」「廃業している」など
電話をしている多くの時間を無駄にしているケースも少なくありません。
本日はアイランド・ブレインが営業代行サービスから多くのアポイント提供をしている中で
コールリストをどのように取得または購買・作成しているかを各方法の特徴や
メリット・デメリット含めてご紹介したいと思います。

iタウンページ
http://itp.ne.jp/?rf=1
・特徴
電話帳の登録企業が無料掲載しているサイト。
各支店や営業所なども多く含まれているため、検索結果の7割~8割の企業数が
該当企業という認識をしましょう。
・メリット
顧客激増という無料でエクセルなどに出力できるツールが存在する。
そのため、エクセルなどへの転記も簡単に行うことが出来る。
もちろん、使用料金は0円。
・デメリット
「○○株式会社/総務部」「○○株式会社/営業部」など企業の各部署によって
電話回線を引いている場合、重複データの数が多くなってしまう傾向がある。
また、一度登録された企業の更新をあまり行っておらず、
「既に社名が変わってしまった」「廃業した」などの企業も多いため、
コールリストの精度は低い。
無料で誰しもが手に入れられる企業データのため、
営業電話が掛かっている企業が多い企業データといえる。
ラクリス
http://rakulis.listsys.jp/index/top/
・特徴
採用サイトや各種ポータルサイトなどWEB上に公開されている企業データの情報を
多く掲載しているASP型の企業リスト取得ポータルサイト。
・メリット
「1リスト@5円」という企業データの入手に関しては、比較的安価な価格設定。
iタウンページとの重複データの照合もサイトで出来る事もあり、
iタウンページとの同時活用なども効果的に対応出来る。
・デメリット
エクセルのフォーマット出力した際に業種区分が表示されないという欠点がある。
ASP型のため改善される可能性はあるが、現状は対応出来ていない。
そのため、リストアップをする際は必ず業種設定をしておかなければ架電の際に
どの業界に電話営業をしているかを把握することが難しい。
東京商工リサーチ・帝国DB
http://www.tsr-net.co.jp/
https://www.tdb.co.jp/index.html
・特徴
企業の与信調査の会社のため、企業データの精度が非常に高い。
各企業もデータベースの販売をしているが、データ費用だけでなく、
作業費も掛かってしまい、全体的に利用料金が高くなってしまう事が多い。
・メリット
企業データの更新頻度が他の方法に比べて圧倒的に精度が高い。
新設法人などのデータも多く抱えており、購入する際の企業選定が
他の販売企業に比べて充実している。
・デメリット
コストが高い。「1企業@30円~100円+作業費数万円固定」という金額帯となっている。
エクセルやCDなど様々な納品方法を選ぶことが出来るが、
金額によっては業種情報など一部の区分が表示されない事も多く、
購入してから作業が発生することもある。
ネットリアル
http://www.netreal.jp/
・特徴
WEB等の企業データだけでなく、紙媒体や独自ルートで仕入れた企業データを
扱っている企業。ポイント制の購入方法になっており、
単価は比較的安価になっている。
・メリット
紙媒体などの企業データ情報も載っているため、タワンワークや何かの名簿など
ネットに公開されていない企業データを入手することができる。
・デメリット
iタウンページの重複削除や何か作業が必要な場合は納品スピードが遅れてしまう。
購入してすぐにダウンロードという方式ではない為、
実際に活用するまでに時間が掛かってしまう。
まとめ
DB販売会社から購入することや無料ツールの活用、各サイトから自社で作成するなど
様々な方法がありますが、DB販売企業の値段は企業によって様々です。
どの企業に依頼をしたらいいか迷う方も多くいらっしゃると思いますが、
選定を間違えてしまうと購入した企業リストが重複してしまうや
電話しても意味のないリストを購入することに繋がってしまいます。
選定のポイントは下記になります。
・DBの更新頻度はどれくらいなのか?
・どういった媒体から仕入れているのか?
・どのエリアのデータベースが強いのか?
・どの業界のデータベースが強いのか?
・iタウンページなどの掲載企業との重複はどれくらいあるのか?
・電話番号、FAX番号、URLなどの精度はどれくらいあるのか?
また、取得・購入したデータはある一定のタイミングで更新をしていくよう
心掛けていきましょう。
企業リストを購入するだけで終わりではなく、購入したものを継続して効果的に
活用していくことが電話営業におけるリスト作成・運用になります。
皆さまも選定ポイントを参考にして、
自社に一番合った販売会社を見つけて頂けると幸いです。








