営業マンの適正チェック！営業職に向いている人の特徴5選

「自分は話すのが苦手だから営業マンに向いていない」という人を見かけることがあります。

しかし、コミュニケーション能力は訓練によるところも大きいため、日々コミュニケーションが求められる場に身を置いていればある程度は上達するものです。

もちろん才能による部分もありますが、長い期間継続できればテクニック面での差はほとんど埋まります。

自分では向いていないと思っていても、実際は営業マンの適性がある場合も十分に考えられますので、ぜひ営業職に向いている人の特徴をチェックしてみましょう。

営業マンの適正チェック！営業職に向いている人の特徴5選

営業マンに向いている人の特徴には以下の5つがあります。

1. 人と接するのが好き
2. 負けず嫌い
3. 好奇心が強い
4. 行動力がある
5. 主体性がある

それぞれ解説していきます。

営業職に向いている人の特徴1：人と接するのが好き

営業マンに向いている人の特徴1つ目は、人と接するのが好きなことです。
営業職では社内・社外問わずさまざまな役職、職種の人とやり取りをすることになります。
極度に人と接することに抵抗がある場合は相手と関係性を気づくことは困難ですから、人と接するのが好きとまではいかなくとも、抵抗が大きすぎないことは重要でしょう。
好きこそものの上手なれという諺(ことわざ)もあるほどですから、人と接するのが好きな場合は大きな武器になります。

営業職に向いている人の特徴2：負けず嫌い

営業マンに向いている人の特徴2つ目は、負けず嫌いなことです。
営業職は会社の中で最も重要な役割の一つである、利益を上げる役割を担っています。
そのため会社によって差はあれど、ほぼ必ずノルマが設定されているのです。
それにより会社内、そして社外でも他の営業マンとの競争にさらされます。
競争を「アイツに絶対負けない！」とモチベーションに変えられるような負けず嫌いな人は営業職に向いているでしょう。

営業職に向いている人の特徴3：好奇心が強い

営業マンに向いている人の特徴3つ目は、好奇心が強いことです。

営業とは裏を返せば見ず知らずの人と関係性を構築することですから、とりあえずやってみる、とりあえず調べてみるといった具合に、少し突っ込んでみることがとても大事です。

たとえば相手が最近ゴルフにハマっているという情報を掴んだとして、「自分は興味がないので」と言った瞬間によそよそしい関係になりがちですよね。

しかしそこで、知らなくても「面白そうですね！」と言える人は受け入れてもらいやすくなります。

他にも、純粋な好奇心から調べて得た知識が思わぬところで発揮され、仕事に繋がることも。
未知にこそチャンスが隠れているため、好奇心の強さは武器になるでしょう。

営業職に向いている人の特徴4：行動力がある

営業マンに向いている人の特徴4つ目は、行動力があることです。
行動力というと漠然としていてわかりにくいですが、たとえばコンペの場面を想像してみてください。

A社とB社の2社が最終候補として残っていて、どちらかを選ぶ場面。
1週間後までに希望を叶えるようなプランを作成して欲しいと依頼されたとします。

A社の営業マンは約束通りプランを1週間後に提出し、クオリティは十分。
しかし、B社は1日後にはプランを提出していました。クオリティは80％といった所ですが、結果的にB社に決定。

ちなみにこれは筆者が営業マン時代に取引先の方からお聞きしたことなのですが、B社からプランを受け取った時点で即決だったそうです。

やはり思ったことをすぐ形にできる人、つまり行動力のある人は強いということですね。
ただでさえも変化が激しい世の中ですから、スピード感を持って仕事をできる営業マンは重宝されるでしょう。

営業職に向いている人の特徴5：主体性がある

営業マンに向いている人の特徴5つ目は、主体性があることです。
ここで皆さんに一つ考えてみて欲しいのですが、営業はお客様に対して、一体何を提供していると思いますか？
「商品やサービス」でしょうか？
それも間違いではありません。
しかし、もっと突き詰めていくと「問題解決」という名の価値を提供しています。
商品やサービスの提供は解決策の一つに過ぎないのです。
お客さんから「◯◯が欲しい」と言われたから提供するのではなく、さらに良い解決策があれば自ら提案する。
そんな主体性が営業マンとしての価値を高めます。
常日頃から自分で考えて行動するのが好きな人は営業職に適性があると言えるでしょう。

まとめ

今回は営業職に向いている人の特徴を5つご紹介いたしました。
いかがでしたでしょうか。
営業職と聞くとコミュニケーション能力が高くなければダメとか、メンタルが強くないとダメだと考える人も多いです。
それもあながち間違いではないのですが、実際は営業の仕事に慣れていけばそうした問題はクリアできる場合がほとんど。
それよりも今回ご紹介したような特徴を自分自身が持ち合わせているか、そのことの方がよほど重要です。
適性を感じた方はぜひ営業職への就職・転職も検討してみましょう。